八方塞がり

問題の本質は、金利とか生保とかではないと思う: H-Yamaguchi.net

  1. 合計金額規制=>でも、もっと借りる必要があるから闇金融
  2. 優しい取りたて=>貸し倒れ率UPで貸し渋り=>闇へ
  3. 金利引下げ=>審査厳格化=>闇へ

むしろ、金利設定を完全自由化しちゃえばいいのではないだろうか?だって、どの対策を施してもモラルハザードが起きてしまう気がするんだもん。借金への罪悪感が無くなっても、自己破産への心理障壁がなくなっても、借り手側でモラルハザードはある程度起きる。そのリスクを金利で回収できなければ消費者金融だって貸し渋るようになるのではないか?

ならば、一番モラルハザオードが起きにくいであろう集団に、一番の責任を押し付けるのが得策ではないか?で、そいつらって、借り手でも消費者金融でもなくて、やっぱ銀行なんじゃないだろうか?

振り込め詐欺の最後の砦である銀行に、消費者金融問題の最後の砦になってもらうってのはどうなんだろうね?銀行と消費者金融の提携も進んでいるみたいだしさ。金利さえ自由に決められるのであれば、銀行だって貸すでしょ?

暴力団がなくならないって話しがコメントで出ているけど、今は山口組一極集中で、若手団員が減っている、と聞く。つまり、若い世代にとって暴力団の世界に属するメリットがないとうわけだ。闇金のメリットはリスクをはるかに上回る金利設定だと思う。その金利の自由設定という旨みをなくせば、闇金なんて勝手に淘汰されるのではないだろうか?

と、貸し金法も何も全く知らぬ存ぜぬのド素人は思うのであった。(某昔話のナレーションっぽくw