フランクフルト学派陰謀論の怪

http://www8.ocn.ne.jp/~senden97/kihonhou_13_123.html
つっこみどころ満載なわけだが……。

今日の反戦運動、差別撤廃、フェミニスム、ジェンダーなど、すべてこの学派から出た理論によっている。

見方によってはそうも言えなくもないというか・・・・・・「人はサルから進化した」レベルで正しい気もwww「啓蒙思想批判」という軸で「フランクフルト」=>「構造主義」=>「ジェンダー」=(曲解・誤解・無理解・電波)=>「混合名簿・男らしさ、女らしさの否定」みたいな?w

この認識様式に、既視感があると思ったら「http://takizawanor.seesaa.net/」とソックリなんだな。久々に訪問してみると、brucknerさんのblogはhatenaへ統合されるらしい。ちょっと飛んでみたら……

http://d.hatena.ne.jp/bruckner05/20061009/p1#seemore

第114話 「膣外射精」なぜ危険?(Dr.北村診察室)

「外だし」のたびに緊急避妊法(第7話、第65話、第91話)で金を使うか、中絶やエイズの恐怖と向き合うか、それとも女性が主体的に取り組めるピルや子宮内避妊具のような確実な避妊法とコンドームとの組み合わせで「幸せのセックス」を選ぶか。正解は見えてはいませんか。

「コンドームの失敗率2〜15%」という統計数値を出しておいて、「コンドームを使えば中絶やエイズの恐怖から解放されます」とほのめかす無神経さには、呆れるしかない。失敗率が2〜15%もあって、どうしてエイズの恐怖から逃れることができようか。たった一度の失敗でも、セックスの相手がHIV感染者だったら、それで万事休すである。快楽の一瞬は天国でも、あとに待っているのは地獄だ。教育年齢の子には、「待て!まだ早い。セックスは結婚制度の枠の中で考えよ」と言うのが大人の責任である。

結婚制度はともかく、「待て!まだ早い」のは当然。だけどさ、「コンドームの失敗率2〜15%」ってのは「避妊」のデータであって「性感染」のデータじゃないんだよ。もちろん、その失敗例が挿入中にコンドームが破れた事によるものであれば、即「感染率」になるわけだけども、そうじゃないでしょ?

なんかさーこーいう人達ってサー。認識の仕方が大味なんだよな。ポストモダンポストモダニズムジェンダージェンダー運動(とでもいうべきなのか?)を同一視したりさ。『知の欺瞞』を誤読しまくりそうなタイプっつーの?

まぁ、今回の飛躍はFull alphabetic list of Fallaciesでいうところの「Missing the Point」なのかな??

だいたい、理想で状況が改善されたら誰も困らないよ。現実問題として、法律情結婚できるのに、「外だしが避妊である」なんて思っている人がいる事が問題だろ。それに、過激性教育というけどさ、本来は義務教育の段階で全ての性教育は終わっていてしかるべきだろ?だって、高校も大学も義務じゃないんだよ?