The War of the Worlds, Wuthering Heights, Dr. Jekyll And Mr. Hyde

今日は特別も何もいつも通りのブログ更新ただし連載予告みたいなかんじで、要は洋書小説を読みながら単語も覚えられるKaplan「Score-Raising Classics」シリーズとかいう洋物な英単語帳の紹介<第一弾>*1!!――なのです(CV:雪歩)!

宇宙戦争』の英単語帳をいくら多読してもトム・クルーズは出てこない!

The War of the Worlds: A Kaplan SAT Score-Raising Classic

The War of the Worlds: A Kaplan SAT Score-Raising Classic

大事なことだから二度いいますが、『宇宙戦争』がいくら古典SF小説だからって、この単語集にトムクルーズは出てこないんです!!

嵐が丘』と言えばキャシーでありその一点にIntensive Reading!

Wuthering Heights: A Kaplan SAT Score-Raising Classic (Kaplan Sat Score Raising)

Wuthering Heights: A Kaplan SAT Score-Raising Classic (Kaplan Sat Score Raising)

いやむしろ『嵐が丘』と言えばキャシー萌えwガラスの仮面』なのだが……最新のアニメ化はよかったぞ。面白いのでおすすめできるっつーか、洋書ペーパーバックとは何ら関係ない声優と安達祐実月影先生と書いて野際陽子と読むって話だ。

ジキル博士とハイド氏』と言えば料理の鉄人:テーマ単語は「洋書」!

Dr. Jekyll and Mr. Hyde: A Kaplan SAT Score-Raising Classic

Dr. Jekyll and Mr. Hyde: A Kaplan SAT Score-Raising Classic

この『ジキル博士とハイド氏』の英単語帳は、他シリーズの語彙集と比較しても内容が最短レベルなので、長編小説ではキツイかもな場合でもおすすめですね。

とある神学論争の終決<インテンシブボキャブラリーリーディング>

オススメ古典ペーパーバックでの多読学習を可能としてしまった「Kaplan SAT Score-Raising Classic」シリーズ。ついに対訳の時代も終わりを告げ、「100万語ペーパーバックを読んでも英語なんて読めるようになるかよ!」(英文精読学派)と「いちいち辞書で単語を調べながら本なんか読めるかよ!」(英文乱読学派)との間で繰り広げられた終わりの見えないユークリッド的な極めてユークリッド的な多読問題が解題されたのだ。まさしく弁証法の時代の幕開けである!

つまり、カプランの難単語暗記専用小説を使用すれば、英語リーディング力を鍛えられるだけではなく、難しい上級英単語ボキャビルの復習をも兼ねることができ、しかも世界の名作を原書でも読めるという実存希薄な若者を刈り取るマ(禁則事項です)のバイト勧誘ペーパー並の自尊心補給効果と書いてラミフィケイションと発音する(CV:CNNニュースシャワーの女性アナ)とまで一挙三方得!

……なら、ペーパーバックを乱読するしかないじゃないかー!!!(CV:ハブられたアスラン・ザラ@NTT)

Penguin Readers と違い語彙制限なしの洋書ペーパーバック多読学習

ちなみに、「Kaplan SAT Score-Raising Classic」ペーパーバックは、SATレベルの語彙が洋書の見開きページに定義してあるだけで、語彙は一切制限されていない。「Graded Readers(ペンギン・グレイデッド・リーダーズ) だの Time for Kids だの、ガキじゃねーんだから、そんな本はペーパーバックで読んでられっか!」なスノビズム全開の「高踏趣味で衒学曲学阿世のウヴォーさん一名ご案内」と書いて「That's Video!」と詠む――そんな博覧好奇な皇帝ペンギンこと上級英語学習者にも超お薦めな原書単語集です。