Operaのノート整理

書く前に読もう超明解文学史―ワセダ大学小説教室 集英社文庫
三田 誠広 (著)
死ぬ瞬間―死とその過程について 中公文庫
エリザベス キューブラー・ロス (著), Elisabeth K¨ubler‐Ross
やさしさの精神病理 岩波新書
大平 健 (著
自己コントロールの檻―感情マネジメント社会の現実 講談社選書メチエ
森 真一 (著)
マンガはなぜ面白いのか―その表現と文法 NHKライブラリー (66)
夏目 房之介 (著)
変貌する子ども世界―子どもパワーの光と影 中公新書
本田 和子 (著)
腸は考える 岩波新書
藤田 恒夫 (著)
特捜検察 岩波新書
魚住 昭 (著)
マキアヴェッリ語録 新潮文庫
塩野 七生 (著)
経済学的思考のセンス―お金がない人を助けるには 中公新書
大竹 文雄 (著)
数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書
芳沢 光雄 (著)
「おろかもの」の正義論 ちくま新書
小林 和之 (著)
世間のウソ 新潮新書
日垣 隆 (著)
だます心 だまされる心 岩波新書
安斎 育郎 (著)
「逆」読書法―読まなくていい本を、読まずにすます方法 知的生きかた文庫
日下 公人 (著)
エスキモーが氷を買うとき―奇跡のマーケティング
ジョン スポールストラ (著), Jon Spoelstra (原著), 宮本 喜一 (翻訳
The Modern Firm : Organizational Design for Performance and Growth (Clarendon Lectures in Management Studies) (Hardcover)
by John Roberts "During the first two decades of the twentieth century, managers at Standard Oil of New Jersey
日本人はなぜ無宗教なのか ちくま新書
阿満 利麿 (著)
「「神道」と「仏教」が平均的な日本人の信仰の核である。この二つは一体不可分と考えるべきもので、日本人は、前者には主に現世利益を、後者には来世での安楽を祈っている。「神道」は、自然に発生し、先祖たちによって受け継がれ今に続いてきた宗教であり、祖先や自然への崇拝から成るが、教義や教典は存在しない。キリスト教以前のローマやギリシアの神々に近いものと考えて頂いてよいであろう。一方、「仏教」についてだが、日本では生存中に仏教徒であったか否かにかかわらず、仏教式の儀礼で葬られるのが普通である。この「葬式仏教」によって死後の安楽が保証されていると信じるからこそ、我々日本人は、生存中に、特定の宗教に強くコミットすることなく、この世の喜びを享受するということができるのである。」
反論の技術―その意義と訓練方法 オピニオン叢書
香西 秀信 (著)
伝説の終焉〈5〉―デルフィニア戦記第4部 中公文庫
茅田 砂胡 (著)
論文の教室―レポートから卒論まで NHKブックス
戸田山 和久 (著)
作文の論理―『わかる文章』の仕組み
宇佐美 寛 (著)
ツァラトゥストラはこう言った岩波文庫 青 639-2
ニーチェ (著), Friedrich Nietzsche (原著), 氷上 英広 (翻訳)
ポール・スローンウミガメのスープ―水平思考推理ゲーム
ポール スローン (著), デス マクヘール (著), Paul Sloane (原著), Des MacHale (原著), クリストファー ルイス (翻訳)
水平思考推理ゲーム ウミガメのスープ(2) ポールスローンの腕を送る男 ウミガメのスープ (2)
ポール・スローン (著), デス・マクヘール (著), 大須賀 典子 (翻訳)
ポール・スローンの札束を焼く強盗―水平思考推理ゲーム ウミガメのスープ(3)
ポール・スローン (著), デス・マクヘール (著)
新哲学入門 岩波新書
広松 渉 (著)
自由論 岩波文庫
J.S. ミル (著), John Stuart Mill (原著), 塩尻 公明 (翻訳), 木村 健康 (翻訳)
人の10倍仕事をやり抜くメンタルトレーニン
内海 英博 (著)
日米資格4冠王の超スピード学習法
内海 英博 (著)
ウルトラ・ダラー
手嶋 龍一 (著)
マスケティア・ルージュ 白の王妃 角川ビーンズ文庫
志麻 友紀 (著)
存在論的、郵便的ジャック・デリダについて
東 浩紀 (著)
往生要集〈上〉 岩波文庫
源信 (著), 石田 瑞麿
絶望と歓喜親鸞」―仏教の思想〈10〉 角川文庫ソフィア
増谷 文雄 (著), 梅原 猛 (著)
「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ 増田 直紀著
エディション: 新書
日本人読者を意識した、複雑ネットワーク入門書, 2006/2/21
複雑ネットワークに関する本は既に何冊か出ているので(※)、それらの本と内容の重複が出てくることは勿論やむを得ませんが、本書の著者は新しいネタ(小ネタ)を織り交ぜつつ楽しく読ませる工夫がなされていると思います。例えば「山の手線ゲーム」「どびん・ちゃびん・はげちゃびんゲーム」「せんだみつおゲーム」が複雑ネットワークの言葉で区別されており、なるほどねぇーと感心しました。このほか「携帯電話=中継局?」などの章を読むと、複雑ネットワーク的な視点で眺めると有益そうな話題が実際の現代生活の場面にあるんだなぁ、と再認識できます。という訳で、複雑ネットワーク初心者、および、複雑ネットワークの本を既に読まれた方もご一読すると新しい発見がありそうですょ。(^-^)v
(※)例えば:「複雑ネットワークの科学」(増田 直紀・今野 紀雄)、「複雑な世界、単純な法則」(マーク・ブキャナン)、「新ネットワーク思考」(アルバート・ラズロ・バラバシ)、「スモールワールド・ネットワーク」・「スモールワールド」(共に、ダンカン・ワッツ)。なお、ワッツとバラバシらが共著で新しい専門書(The Structure And Dynamics of Networks)を出版予定です。
また、べき乗則に関しては「歴史の方程式」(マーク・ブキャナン)も面白いです。またワッツ氏の師匠の本「SYNC」(ストロガッツ)にも少し複雑ネットワークの逸話が出てきます。
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 竹内 薫著
エディション: 新書
価格: ¥ 735

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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
科学素人に向けた、約2時間で読める易しい科学哲学入門, 2006/2/19
最近の本は「タイトルで釣る」傾向が多分にあり、「この本のタイトルもかなりの確信犯じゃない?」と思いつつも、約2時間で読み終えてみると「これはアリだな」と納得しました。タイトル自身が大いなる「謎かけ」として本編を結んでいるのです。その答えは・・・ここで書くと著者の意図に反しますから、私も書きますまい。(^-^) 実はこの本を読む前に「ガリレオの指」(ピーター・アトキンス)を読み終えた処ですが、例えばこの中に答えがある、と言っても良いかもしれません。(勿論、他の本の中にも答えはあるでしょう)
本書でも強調されているように、科学史は確かにもっとキチンと教育されて然るべきですね。"Science is a self-correcting process"(Carl Sagan)、「科学の歴史は一面から見れば間違いの歴史である。間違えずして研究は進められない」(寺田寅彦)、「科学は自然と人間との協同作品であり、これは永久に変貌し進化する」(中谷宇吉郎)、だから「今の常識は、未来の非常識かも?」と常に意識しておかないといけない訳です。最近の捏造騒動を見聞きするにつけても、本書で述べられている様な科学教育は重要だと思います。広く読まれて良い「入門書」だと思います。

本書の巻末に参考書が挙がっていますが、個人的には寺田寅彦中谷宇吉郎の科学エッセイ等も併せてお薦めしたい処です。(例「科学者とあたま」「研究的態度の養成」)【科学の人間臭い側面】については「科学の方法」(中谷宇吉郎)にも分かりやすく書かれています。そこで「ミトゲン線(=生物の細胞が分裂するときに放射されると噂された一種の放射線)」の騒動の話が出てきますが、本書で挙がっていた事例(例「ロボトミー手術」)とも通じる処あります。

追記)本書の「飛行機の飛ぶ原理」に関する議論を読むと、ステルス戦闘機のパイロットは本当に怖いモノ知らずなんだな、と思わざるを得ないです。(@_@);; 工学と科学は微妙に別モノなんだなー
リーダーこれだけ心得帖 阪本 啓一著
エディション: 単行本
価格: ¥ 1,000

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2006年、星稜高・山下総監督から松井秀喜選手に手渡された本の1冊, 2006/1/22
松井選手の高校時代の恩師・山下総監督が冬休み中に松井選手に本を贈るのは恒例となっていますが、今年(2006)贈られた本は「イチロー思考」「自分を磨く方法」「リーダーシップこれだけ心得帳」「バレンタイン監督の人材活用術」の4冊でした。今年の山下監督のメッセージは何だろう、と興味があります。イチロー本もバレンタイン本も同趣旨の本は既に読んだことがありますので、この本を読んでみました。
リーダー論について一度も読んだことがない人が読む分には、非常に読みやすいですし、分かりやすいです。休日半日あれば読める人も居るでしょう。リーダーが心がけるべき項目を10箇条くらいで抑えてあるのがポイントです。1項目につき10頁程度、Q&Aを意識したフォーマットなのです。手初めの1冊として良いと思いますね。適宜挿入されている前川さんのマンガ、癒されます。(^-^) 章と章の繋ぎで挿入されているコラム記事も良いですね。

私自身は既に佐藤一斎「重職心得箇条」に関する本や、トム・デマルコ氏の著作(「ピープルウエア 第2版」、「ゆとりの法則」「デッドライン」)、西堀栄三郎氏の本(「ものづくり道」「南極越冬記」「石橋を叩けば渡れない」)を読んできたので、良い復習として読めました。実際、西堀氏のエピソードもこの本の中に引用されています。また阪本氏が本書で述べている「組織図」と「こころ図」の【2つの組織論】に関することは、デマルコ氏の上の著作で述べられていることと共通してます。興味を持たれた方は、この本で引用されている出典の他に、上のような著作を覗いてみると面白いかもしれませんょ。
「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ ブルーバックス
増田 直紀 (著), 今野 紀雄 (著)
超「高速」勉強術 成美文庫
椋木 修三 (著)
コリン・ローズの加速学習法実践テキスト―「学ぶ力」「考える力」「創造性」を最大限に飛躍させるノウハウ
コリン ローズ (著), Colin Rose (原著), 牧野 元三 (翻訳)

戦争における「人殺し」の心理学 ちくま学芸文庫
デーヴ グロスマン (著), Dave Grossman (原著), 安原 和見 (翻訳)
英語上級者のためのCLトレーニン
片野 拓夫 (著)
図解・できる人は声が違う!みるみる声をよくする本
福島 英
誰にでもできる発声法(ボイストレーニング)
熊谷 卓 (著)
毎年出る頻出英作文 毎年出るシリーズ
太田 千義 (編さん)
English Vocabulary Organiser (LTP Organiser Series)
Chris Gough (著)
発声と身体のレッスン―魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために
鴻上 尚史 (著)
複雑系については、以下の書籍がお薦めです。
入門書:M・ワールドロップ「複雑系
経済学からのアプローチ:ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」
生物学からのアプローチ:スチュアート・カウフマン「自己組織化と進化の論理」
人類学からのアプローチ:アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」

あと、理論物理学の最先端としては、
ブライアン・グリーン「エレガントな宇宙」をご参照ください。
また、脳科学の最先端としては、
アントニオ・ダマシオ「感じる脳」をご参照ください。
能力構築競争-日本の自動車産業はなぜ強いのか 中公新書
藤本 隆宏 (著)
QT 質問思考の技術
マリリーG.アダムス (著), 中西 真雄美 (
数学的思考法―説明力を鍛えるヒント 講談社現代新書
芳沢 光雄 (著)
精神科医になる―患者を“わかる”ということ 中公新書
熊木 徹夫 (著)
M・チクセントミハイ「フロー体験 喜びの現象学」をお薦めします。
また1人ひとりがアイデアを出していくことで
未来は変わっていく可能性があることを知るための良書として、
M・ワールドロップ「複雑系」をお薦めします。
M・ワールドロップ「複雑系
スチュアート・カウフマン「自己組織化と進化の論理」
ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」
武士道―戦闘者の精神
葦津 珍彦 (著)
国家神道とは何だったのか
葦津 珍彦 (著)
M・ワールドロップ「複雑系
スチュアート・カウフマン「自己組織化と進化の論理」
ブライアン・アーサー「収穫逓増と経路依存」

あと、ビジネスに複雑系からアプローチしたものとして、
ロバート・アクセルロッド「複雑系組織論」がありますが、
まだまだこなれていませんので、垣間見たい方にのみお薦めします。